SBI証券アプリの天気マークが便利|決算タブで予想を超えた銘柄を一瞬で見つける方法

決算シーズンになると、1日に何百社もの決算や業績修正が発表されます。全部の開示を読むのはとても無理なので、「どれが良い決算だったのか」を素早く知りたい、と思ったことはないでしょうか。

そこで私が愛用しているのが、SBI証券の株アプリの「決算」タブにある天気マークです。☀️☁️☔️のマークで、どの銘柄が市場の予想を上回ったのかが一目で分かります。この記事では、天気マークの意味と便利な使い方、使うときの注意点を紹介します。

目次

結論:決算タブの天気マークで「予想を超えた銘柄」が一瞬で分かる

天気意味
☀️ 晴れ市場予想(コンセンサス)を大きく上回った
☁️ くもり市場予想とほぼ同じ〜少し上
☔️ 雨市場予想を下回った

天気マークは「業績が良いか悪いか」ではなく、「市場の予想と比べてどうだったか」を表しています。株価は予想との差で動きやすいので、決算の直後にどの銘柄が注目されそうかを掴むのにぴったりです。

天気マークが便利な3つのポイント

① 一覧で決算の良し悪しがパッと分かる

決算タブには発表された決算のニュースが並び、それぞれに天気マークが付いています。開示を1つずつ開かなくても、スクロールするだけでその日の決算の傾向がつかめます。

② ☀️だけに絞り込める

天気で絞り込めば、市場予想を上回った銘柄だけをまとめて確認できます。決算シーズンのように発表が多い日ほど、この絞り込みが効いてきます。

③ 決算カルテで中身まで確認できる

ニュースから銘柄の「決算カルテ」を開くと、サプライズ度・業績進捗状況・対前年成長率の3つが★で表示されます。ニュース本文には市場予想との差(何%上回ったか)も書かれているので、天気の理由までその場で確認できます。

天気マークの使い方

  1. SBI証券の株アプリで「決算」タブを開く
  2. ☀️で絞り込み、気になる銘柄をピックアップする
  3. 決算カルテとニュース本文で、市場予想との差を確認する
  4. 気になった銘柄は、会社の開示資料で中身を確認する

※ボタンやメニューの名称は、アプリのバージョンによって異なる場合があります。

私の使い方:決算シーズンのルーティン

決算発表の多い12:00~12:30、15:30、17:00等、気が向いたときに決算タブを見ています。

☀️→時価総額を確認(1000億以下は自分ルールでほぼスルー)→決算短信確認という流れです。

開示資料では、次の4点を確認しています。

  • 売上も伸びているか、利益だけが伸びていないか
  • 一時的な要因(特別利益、為替、補助金など)が含まれていないか
  • 会社の中核の事業が牽引しているか
  • 増配や自社株買いなど、株主還元もセットになっているか

この見方で実際の上方修正銘柄を分析した例は、上方修正銘柄レポートでも紹介しています。

使うときの注意:天気だけで判断しない

天気マークは市場予想との差しか見ていないので、見た目の印象と合わないこともあります。実際にあった例を3つ紹介します。

上方修正なのに☔️:加賀電子(8154)

上方修正と増配を同時に発表したのに☔️でした。修正後の営業利益予想320億円でも、市場予想の341億円に届かなかったためです。「上方修正=晴れ」とは限りません。

赤字なのに☀️:Terra Drone(278A)

今期も赤字予想なのに☀️です。市場予想より赤字の幅が小さかったため、予想比では上振れという扱いになりました。晴れは「儲かっている」という意味ではありません。

質の良い修正でも☁️:NSD(9759)

第1四半期の実績超過を受けた増収増益の修正で、中核の金融IT事業が牽引し、同じ日に増配も発表しています。中身はかなり良い修正ですが、修正後の数字が市場予想並みだったため☁️でした。

逆に☀️でも、利益だけが大きく伸びた修正のように、中身を確認すべきケースもあります。たとえば旭有機材は売上高予想+3.3%に対して経常利益+41.4%の修正で☀️でしたが、その中身は旭有機材の上方修正の分析記事で詳しく読み解いています。天気は入口として使い、判断は開示資料で、が基本です。

補足:天気の判定基準を16銘柄で確かめてみた

公式の株アプリ操作ガイドには、天気マークについて「レーティング強気/据え置き/引き下げ」といった説明しかなく、決算の天気がどう決まるのかは書かれていません。気になったので、2026年9月に発表された16銘柄の決算カルテを確認してみました。

天気銘柄サプライズ度業績進捗対前年成長率
☀️三井ハイテック(6966)555
☀️旭有機材(4216)505
☀️バッファロー(6676)501
☀️スルガ銀行(8358)405
☀️バイク王(3377)405
☀️Terra Drone(278A)401.5
☁️トリケミカル研究所(4369)3.554.5
☁️サムコ(6387)355
☁️フィットイージー(212A)32.55
☁️霞ヶ関キャピタル(3498)305
☁️NSD(9759)304
☔️ANYCOLOR(5032)251.5
☔️加賀電子(8154)204
☔️イリソ電子工業(6908)222
☔️アストロスケールHD(186A)101
☔️ニデック(6594)103

結果は、天気はサプライズ度の★だけでほぼ決まっているように見えます。☀️は4以上、☁️は3〜3.5、☔️は2以下でした。業績進捗や対前年成長率が高くても低くても、天気は変わっていません。

サプライズ度は、会社の計画に対して順調かどうかではなく、市場の予想(コンセンサス)と比べてどうだったかで決まっているようです

ちなみに、業績修正だけのニュースは実績の数字がないため、業績進捗の★は0になります。また、この判定基準は16銘柄から推測したもので、SBI証券の公式な説明ではありません。

まとめ

SBI証券の株アプリの決算タブにある天気マークを使えば、大量の決算の中から「市場の予想を上回った銘柄」を一瞬で見つけられます。☀️で絞り込み、決算カルテで予想との差を確認し、気になる銘柄は開示資料で中身を読む。この流れにすると、決算シーズンの銘柄探しがぐっと楽になります。

天気マークは決算を追う人にとってかなり便利な機能なので、SBI証券の口座を持っている人はぜひ一度使ってみてください。

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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