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株価は何で動くのか。ファンダ・需給・テーマ・テクニカルの役割整理

株価が動く理由って何なんでしょうね?ファンダメンタル?需給?テクニカル?

これまでの学びを棚卸しつつ、株価の構成要因を考えてみました。個人的には下記が構成理由と理解しています。

構成要素
  • ファンダメンタル(企業価値)
  • 需給(信用倍率・貸借倍率・建玉分布)
  • テーマ性(市場期待)
  • テクニカル(IN/OUTのタイミング指標)

銘柄を選ぶ段階ではファンダ・需給・テーマ性をチェック。「いつ入るか」はテクニカル。
オーソドックスですが、これがいちばん再現性を感じています。

”良い苗を良い土壌で育てる”という言葉を借りるならファンダが苗、需給・テーマ性が土壌、個別材料は肥料でしょうか。

目次

代表的なファンダメンタル

個人的に最重要視するのは

  • PER / PBR:割安性
  • 時価総額:投資対象としての規模感
  • EPS / ROE:持続的な利益成長
  • 配当利回り:株主還元姿勢
  • 通期進捗:上振れ余地

私は短中期が中心なので、優先度は
「割安性+時価総額+業績進捗」 の3点です。

小型株は夢がありますが、
時価総額500億未満になると、個人の資金でも価格が飛びやすく、予想が難しいです。
そのため、時価総額1000億以上を基本ラインにしています。

一方で、時価総額800億近辺のジャパンエンジン(造船銘柄)で1発当てたこともあるので、難しいところですが…。

決算については、上方修正でも

  • 特別利益(為替差益・不動産売却など)は一過性で微妙
  • 需要増による継続性のある利益 → 高評価

純利益+180%の上方修正(特別利益が多く占めている)が出て株価が高騰した場合、元の位置に戻ってくるケースが多々あります。利益が一過性の上方修正は注意が必要です。

決算の数字より、その内容の質をどれだけ読み取れるかが大事だと最近は思っています。

最近はAIが強力な味方なので、chatGPTに決算書突っ込んで分析の足掛かりにするのは効果的です。

需給(信用倍率・貸借倍率・建玉分布)

  • 信用倍率:1~5倍くらいが理想。10倍超は重い
  • 貸借倍率:機関が絡むので傾向確認程度
  • 建玉分布:信用買いの集中価格帯を確認

需給を分析する際には、基本的に信用買い残+出来高を見て考えます。大きな下落が起きた時に売りを吸収出来る出来高があるか。

薄商いだと売りたい人ばかりで一気に値が飛びます。小型株は基本参加者が少ないので、出来高に見合わないロットを持つのは結構危険です。

貸借倍率をあまり見ない理由は、機関に勝とうとするのが無謀だからです。機関空売りは個人の制度信用のように期日が決まっているわけではない(という噂)のと、資金力で潰してきます。

他の売り機関も参入して力を合わせて個人から搾り取る流れができると勝ち目無いので、見るにしても「あ~売り機関が売り増してきたなぁ」とか「買戻しに走ってるなぁ」とかくらいです。

機関空売りの増減を見たい場合、下記サイトが参考になります。

参考:chart_detail | 機関投資家のあしあと

参考:3350 メタプラネット | 貸借取引状況

建玉分布はmoomoo証券などで見られます。買い残が増えた位置は最も重要な情報です。

高値圏で株価ヨコヨコ、買い残増えて需給悪化、これは下落に転じる頻出ケースです。

  • 売り買い拮抗(高値圏ヨコヨコ)
  • 買い残増加(需給悪化)
  • 天井打って株価下落(信用含み損増加)
  • 買い圧<売り圧が強まる(株価下落)
  • リバウンドするも戻り売りで上値重い
  • 高値で手が出せなかった個人が押し目と称して信用買い(需給悪化)
  • 呆れて現物買いも利確(下落トレンド入り)
  • 信用買いの損切バケツリレー開始
  • 高値掴みの損切が一巡し、底打ち。株主総入れ替えで再上昇。

株価の一生みたいですね。

高値でヨコヨコ+需給悪化した後は分かりやすく下落に転換しやすいので、注意が必要です。

テーマ性(市場期待)

■「日本成長戦略本部」で戦略分野に位置付ける見通しとなった17項目
人工知能(AI)・半導体
造船
量子
合成生物学・バイオ
航空・宇宙
デジタル・サイバーセキュリティー
コンテンツ(アニメ、ゲームなどの産業)
フードテック(先端技術による食品などの開発)
資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)
防災・国土強靭(きょうじん)化
創薬・先端医療
フュージョンエネルギー(核融合)
マテリアル(重要鉱物・部素材)
港湾ロジスティクス(物流)
防衛産業
情報通信
海洋

AI・造船・防衛など17戦略分野に重点投資…高市首相きょう表明、それぞれ担当閣僚指定へ : 読売新聞

上記は高市政権で分かりやすく資金流入が見込める分野です。

業績が良い × 割高でない × テーマど真ん中
=上昇余地が大きいと判断します。

テクニカル

使い勝手が良い代表的なインジケーターをいくつか。

  • 移動平均線:押し目判断
  • ボリンジャーバンド:現在位置の把握
  • 一目均衡表:トレンド転換(雲抜け)
  • MACD:買い/売り勢い
  • RSI:過熱感判断(レンジ相場向き)
  • 出来高:銘柄の活況度合いを把握

メインチャートはボリンジャーバンドで、押し目買いは移動平均線を使用。一目均衡表はたまに。

サブチャートはMACD+出来高、MACD+RSIが使い勝手良いです。大相場の前には出来高伴う太陽線、とにかく始まりは出来高が急増します。

  • 底値圏+出来高急増 → 初動の兆し?
  • 高値圏+出来高多め → 玉の入替、上昇終盤…?

といったように考察の材料に使えます。出来高は嘘をつかないと言われているくらい重要指標です。

RSIはレンジ相場で有効は反面、トレンド相場では信用に欠けます。RSI80以上で上がり続ける銘柄や、RSI30以下で下がり続ける銘柄なんて腐るほどありますからね。

まとめ
  • トレンド相場:ボリンジャーバンド+MACD+出来高
  • レンジ相場:ボリンジャーバンド+MACD+RSI
  • スポットで移動平均線や一目均衡表を活用

現状の棚卸はこれくらいにします。

ファンダ、需給、テーマ性と多角的に銘柄を選定し、テクニカルでIN/OUTに根拠を持たせて優位に立ち回れる投資家になるため、今後も頑張っていきましょう。(おわり)

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