■本記事のコンセプト
最近おぼろげに浮かんできたんです。
あれ?決算って跨ぐより見てから買った方が良くね?と。
なら、決算見てから入っても投資妙味のある銘柄って何よ?どんな決算よ?はい、それが今回の試みです。
”質の良い上方修正”は即座に織り込まず、次の決算に向けて上昇トレンドが継続することが多い、という仮説(願望)に着目しました。
株価のステージが切りあがって、窓を埋めずに上がっていくアレ。
要するに、
①決算書を読む
②上方修正の質を分析する
③寄りで突撃して利益を取る
という投資法を試みます。決算書の分析精度次第では、再現性を高められるのではないか?という考えです。
で、今回25年11月の決算期では一定のスクリーニング基準を設けて銘柄選定することに注力しました。
まあ、思い立った時点で決算銘柄の半分くらいは通過してしまっていたので、「こんなすげー銘柄入ってねえぞ」とかあると思うんですが、そこは次回から頑張るので…。
■前提条件
◇上方修正銘柄スクリーニング基準
- SBI証券天気マーク☼
- 営業利益10%以上改善
- 時価総額1000億以上
- テーマの恩恵を受ける可能性の高いもの
◇テーマ復習
■「日本成長戦略本部」で戦略分野に位置付ける見通しとなった17項目
人工知能(AI)・半導体
造船
量子
合成生物学・バイオ
航空・宇宙
デジタル・サイバーセキュリティー
コンテンツ(アニメ、ゲームなどの産業)
フードテック(先端技術による食品などの開発)
資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)
防災・国土強靭(きょうじん)化
創薬・先端医療
フュージョンエネルギー(核融合)
マテリアル(重要鉱物・部素材)
港湾ロジスティクス(物流)
防衛産業
情報通信
海洋
AI・造船・防衛など17戦略分野に重点投資…高市首相きょう表明、それぞれ担当閣僚指定へ : 読売新聞
■営業利益率改善×上方修正銘柄(時価総額順)
◇4503 アステラス製薬
決算日 10/31 15:30
決算明け始値 1635円
テーマ性:創薬・先端医療
(2025/12/5)
株価 2000円(+22.3%)
予想PER 19.27倍
実績PBR 2.22倍
予想配当利回り 3.9%
時価総額 約3兆5894億円
信用倍率 2.11倍
【上方修正値】
売上高 +5.2%
営業利益 +19.5%
純利益 +20.1%
【上方修正理由】
主に重点戦略製品のうち、胃腺がんおよび食道胃接合部腺がん治療剤 VYLOY™(一般名:ゾルベツキシマブ(遺伝子組換え))や尿路上皮がん治療剤 PADCEV™(一般名:エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え))の力強い成長が業績を牽引したことに加え、前立腺がん治療剤 XTANDI™(一般名:エンザルタミド)もすべての地域で売上を伸ばし、グローバル全体で好調なトレンドが続いていることから、売上収益は着実に拡大しました。また、全社レベルでコスト最適化を推進する取り組みである Sustainable Margin Transformation による費用管理の効果も、業績を押し上げる要因となる見通しです。
■持続的上昇要因
- 重点戦略製品の力強い成長
- 全社レベルのコスト最適化
■持続的上昇要因
- なし
決算直後は割高感のないファンダに高配当、需給も良い。営業利益率の伸びと修正理由がコスト最適化によるものなので、一過性ではなく、持続性があるのではないか?という期待をしています。
創薬関連はテーマとして物色される可能性も高く、この決算であれば次の決算期まで底強い値動きを期待できます。
創薬セクターは、赤字バイオ系はまず仕手化しやすいし手を出すべきではないと思いますが、業績の下支えのある創薬会社は選択肢に入るでしょう。後述の住友ファーマと比べると、値動きも優しく、株主還元の高さから手堅いディフェンシブ株といえるかもしれません。
◇5706 三井金属
決算日 11/11 15:30
決算明け始値 17315円
テーマ性:マテリアル(重要鉱物・部素材),人工知能(AI)・半導体
(2025/12/6)
株価 17,985円(+3.7%)
予想PER 23.93倍
実績PBR 3倍
予想配当利回り 1.17%
時価総額 約1兆62億円
信用倍率 1.31倍
【上方修正値】
売上高 +7.5%
営業利益 +69.6%
純利益 +152.9%
(上方修正理由)
2026年3月期通期の業績予想につきまして、前回発表予想(2025年8月8日)に対し、機能材料セグメントで主要製品であるキャリア付極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔などの需要が堅調に推移していることや触媒事業で貴金属価格影響が好転していること、金属セグメントでの金属価格の上昇と為替が円安で推移することによる収益改善およびそれらに伴う在庫要因の好転等により、売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は増加する見込みです。
■持続的上昇要因
- 主要製品であるキャリア付極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔などの需要が堅調に推移
■一時的上昇要因
- 触媒事業で貴金属価格影響が好転
- 金属価格の上昇と為替が円安で推移
三井金属は既にPERがまあまあ高いこと。直近でチャートが崩れたのが懸念点です。信用倍率は良いし、ファンダは文句なし。主要製品の需要は堅調というのは、AI需要が落ちるまで続く構造的な上昇要因だと思われます。
一方で、金属価格や為替は変動するため、一時的な要因とみるのが良いでしょう。
直近で株価が吊り上がったことから、現状はファンダより需給が大きく左右されそうです。チャートに崩れが見えたとはいえ、実需あり・空売り残多いことから、もう一度ネジが外れると踏み上げもありそうな。
◇6269 三井海洋
決算日 11/12 12:30
決算明け終値 10470円
テーマ性:海洋
(2025/12/6)
株価 13,730円(+23.7%)
予想PER 17.87倍
実績PBR 5.05倍
予想配当利回り 1.02%
時価総額 約9,462億円
信用倍率 7.45倍
【上方修正値】
売上高 +18.9%
営業利益 +7.3%
純利益 +19.0%
【上方修正理由】
浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の建造工事が順調に進み、当初想定よりも高い進捗が見込まれることに加え、操業中のFPSOの稼働が総じて好調であることや金利収入の増加見通しを踏まえ、通期の業績予想を上方修正するものです。
■持続的上昇要因
- 当初想定よりも高い進捗/操業中のFPSOの稼働が総じて好調
■一時的上昇要因
- 金利収入の増加見通し
PER的にはまだ伸びしろがありますが、信用倍率がやや悪いです。営業利益+7.3%でスクリーニング基準満たしてないよね?はごめんなさい。番外編としてみてもらえればと思います。
レアアース関連株は1月の試掘に向けて追い風の反面、試掘のニュースで出尽くす可能性があります。そもそもレアアースについて採算が取れるか?の面は全く議論されないので、レアアース分の期待上げ分はいつか解消される可能性があります。ただ、そもそも三井海洋はFPSOが強く、エネルギー関連として業績優秀です。
◇4506 住友ファーマ
決算日 10/31 15:30
決算明け終値 1898円
テーマ性:創薬・先端医療
(2025/12/6)
株価 2,441円(+22.2%)
予想PER 7.82倍
実績PBR 3.65倍
予想配当利回り 0%
時価総額 約9,691億円
信用倍率 7.04倍
【上方修正値】
売上高 +20.8%
営業利益 +73.2%
純利益 +130.0%
【上方修正理由】
売上収益は、北米での販売が引き続き好調に推移すると見込むことから、前回発表予想から740億円増の4,290億円に修正しました。
コア営業利益は、増収による売上総利益の増加を見込み、また、アジア事業にかかる譲渡益が期初想定を上回ったこと等から、前回発表予想から410億円増の970億円に修正しました。
営業利益は、コア営業利益の増加により、前回発表予想から440億円増の980億円に、親会社の所有者に帰属する当期利益は、上期に発生した税金費用の減少などを織り込み、520億円増の920億円に修正しました。
通期の想定為替レート(期中平均為替レート)については、前回発表予想の1米ドル145.0円から変更ありません。
■持続的上昇要因
- 北米での販売が引き続き好調に推移
■一時的上昇要因
- アジア事業にかかる譲渡益が期初想定を上回った
- 上期に発生した税金費用の減少
需給やや悪いが、PER一桁台と一気に割安に見える水準に。創薬系は医薬品の承認が下りる/下りない1つで株価が大きく動くので注意。決算を額面通りに受け取れば、伸びしろは大きいように見えます。
純利益130%は桁違いに見えますが、アジア事業にかかる譲渡益が大きく占めてるんじゃないでしょうか。基本的に純利益の上方修正より営業利益(本業)を優先する理由がそれです。本業の伸びは構造的な成長の可能性が高いが、純利益や経常利益の上方は一時的要因を占めるものも多いです。
ちなみに、住友ファーマは25年度中にiPS細胞由来のパーキンソン病薬の製造販売承認を申請しています。つまりあと数か月以内には承認結果が出て、その結果で株価は大きく動くと予想されます。承認され、販売されれば来期の業績にも大きく関与してくるし、それを先取りした株価上昇も期待できるでしょう。
一方で、承認が下りなければ、承認を織り込んだ期待上げ分が剥落して一時的に急落もあり得ます。これが創薬系の難しいところです…。無配なので、アステラス製薬のような株主還元能力も低いのは注意。
参考:住友ファーマ、iPS細胞由来のパーキンソン病薬 製造販売承認を申請 – 日本経済新聞
◇5214 日本電気硝子
決算日 10/31 15:30
決算明け始値 5397円
テーマ性:マテリアル(重要鉱物・部素材)人工知能(AI)・半導体
(2025/12/6)
株価 6,315円(+14.5%)
予想PER 20.66倍
実績PBR 1.06倍
予想配当利回り 2.3%
時価総額 5,654億円
信用倍率 0.88倍
【上方修正値】
売上高 -
営業利益 +18.5%
純利益 +35.3%
【上方修正理由】
当第3四半期連結会計期間(2025年7月~9月)は、ディスプレイ事業において堅調な販売が継続するとともに、 生産性の改善が大きく進んだことなどから営業利益が上振れました。 これに加えて、海外子会社の借入に係る債権債務の評価替えによる為替差損が減少したことから、 当第3四半期連結累計期間(2025年1月~9月)の経常利益が2025年7月30日に公表した通期連結業績予想値を上回りました。
第4四半期連結会計期間(2025年10月~12月)は、複合材事業において厳しい競争環境が継続するものの、 ディスプレイ事業の安定した需要や電子デバイス事業の堅調な販売を見込んでおり、 これらが利益を牽引する見込みです。
■持続的上昇要因
- ディスプレイ事業において堅調な販売が継続
- 生産性の改善が大きく進んだ
- ディスプレイ事業の安定した需要や電子デバイス事業の堅調な販売が利益を牽引する
■一時的上昇要因
- 海外子会社の借入に係る債権債務の評価替えによる為替差損が減少
■リスク要因
- 複合材事業において厳しい競争環境が継続する
一部事業で競争環境が継続する見込みはリスクであるものの、全体としては良い上昇要因が多く占めているように思えます。ガラス関連は今やAI需要により引き合いが増しており、AI成長とともに持続的な成長が見込めます。
PER,PBR,利回り取っても割高感はなく、普通。信用倍率的に需給は良い形です。あまり話題に上がる銘柄でもなく、イナゴも少ない認識。新商品(D2ファイバ)の販売開始の売れ行き次第では、次回決算、来期も期待できるかもしれません。
◇4980 デクセリアルズ
決算日 11/12 15:30
決算明け始値 2725.5円
テーマ性:マテリアル(部素材)人工知能(AI)・半導体
(2025/12/6)
株価 3,037円(+10.2%)
予想PER 18.95倍
実績PBR 4.98倍
予想配当利回り 1.91%
時価総額 約5,388億円
信用倍率 2.84倍
【上方修正値】
売上高 +10.1%
営業利益 +39.3%
純利益 +26.8%
【上方修正理由】
当中間連結会計期間の業績は、反射防止フィルム(ARF)などの高付加価値製品が拡大し、為替が期初想定よりも円安に推移したことも加わり、売上高および利益は想定を上回る水準で推移いたしました。
下期の為替前提レートを見直し、年間為替レートを145.8円/米ドルとしました。このような状況を踏まえ、上記のとおり上方修正いたします。
■持続的上昇要因
- 反射防止フィルム(ARF)などの高付加価値製品が拡大
■一時的上昇要因
- 為替が期初想定よりも円安に推移
デクセリアルズは部品・素材系の製造販売会社で、25年度7月に生産能力の増強を目指していたり、光半導体の事業強化に向けて動いています。光半導体は電気配線と比べて、通信が高速で燃費が良い特徴があるため、今後チップ間の通信を光半導体に置き換える動きがありそうです。
ただし、光半導体会社は競争率が激しいようなので、競争の末に勝者と敗者が生まれます。上手く勝者側に乗れれば、化ける可能性はあるかもしれません。
参考:デクセリアルズ、導電膜「ACF」の生産能力2.5倍 栃木県に新工場 – 日本経済新聞
参考:デクセリアルズ、米シリコンカタリストと協業 光半導体強化 – 日本経済新聞
◇1963 日揮ホールディングス
決算日 11/11 15:30
決算明け始値 1800円
テーマ性:資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)
(2025/12/6)
株価 1,862.5円
予想PER 16.08倍
実績PBR 1.1倍
予想配当利回り 2.15%
時価総額 約4,858億円
信用倍率 10.18倍
【上方修正値】
売上高 +11.5%
営業利益 +33.3%
純利益 +86.6%
【上方修正理由】
総合エンジニアリング事業において、海外プロジェクトの追加契約締結等により売上計上額が増加しているほか、国内外の複数プロジェクトでの順調な工事遂行等により採算が改善しています。
加えて、下半期の想定為替レートを1米ドル=145円(従来予想は140円)に変更したことによる影響も考慮し、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の予想を修正いたしました。
■持続的上昇要因
- 海外プロジェクトの追加契約締結等により売上計上額が増加
- 国内外の複数プロジェクトでの順調な工事遂行等により採算が改善
■一時的上昇要因
- 想定為替レートを1米ドル=145円(従来予想は140円)に変更したことによる影響
業種的には三井海洋と近しいです。三井海洋はFSPO(浮体式海洋石油・天然ガス生産貯蔵積出設備)メインで、日揮HDは総合エンジニアリング会社(幅広い分野のプラント設計・建設)をしています。
単純にFSPOの需要が増しているように見えますね。資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)という分野は今後の社会でも重要な役割を持ちます。三井海洋はレアアース関連分の底上げ分、急騰しましたが、日揮はジワジワタイプですかね。信用はやや多めですが、ファンダ的には割高水準とは言えないと思います。
参考:三井海洋開発と日揮HD、ブラジル沖の浮体式石油・天然ガス生産設備でのGHG排出量定量化プロジェクトを完了 – 日本経済新聞
◇6471 日本精工
決算日 11/4 15:30
決算明け始値 873.3円
テーマ性:該当なし(フィジカルAI関連?)
(2025/12/6)
株価 952.5円(+8.3%)
予想PER 29.13倍
実績PBR 0.7倍
予想配当利回り 3.57%
時価総額 約4,769億円
信用倍率 4.04倍
【上方修正値】
売上高 +16.4%
営業利益 +36.4%
純利益 +128.6%
【上方修正理由】
2026年3月期中間連結会計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、自動車生産台数が想定より上振れし、
中国の補助金政策による需要が増加するなど全体として堅調に推移しました。
上記事業環境に加え、固定費等の費用抑制に努め、為替が想定よりも円安で推移した結果、
当社グループの業績は期初想定を上回りました。
また、当中間連結会計期間においてステアリング事業をクローズループ化のための特殊道具製造会社である
ステアリング&コントロール株会社(以下「NS&C」)の全株式を取得し、同社および同社の子会社を連結の範囲に含めています。
これに伴い「その他の営業収益」にはそれらの発生益、272百万円、「その他の営業費用」には設備取得に係る差損、662百万円等支配獲得に係る費用を含めた結果、売上高および利益のいずれも期初想定を上回り、営業利益、税引前当期純利益及び親会社の所有者に帰属する中間利益は前回発表予想に対して増加となりました。
■持続的上昇要因
- 自動車生産台数が想定より上振れ
- 固定費等の費用抑制
- 「NS&C」の買収
■一時的上昇要因
- 中国の補助金政策による需要が増加
- 為替が想定よりも円安で推移
- その他の営業収益
ベアリング分野でトップクラスの最大手です。PERは高いものの、PBRは1倍割れの割安水準かつ高配当。上方修正値も文句なく、そこに最近テーマ性が乗っかってきました。それがロボット関連、フィジカルAIという分野です。
日本精工のベアリング技術を活かして、ロボットにおける駆動系の部品生産を担っている模様。
ロボット本体の生産はファナックや安川電機が本命ですが、その部品・サブテーマとしておそらく今後もひっそりと上がってくるのではないでしょうか。部品関連ではハーモニックドライブ、ナブテスコ、SMC辺りも物色対象でしょうが、PBRが割安で高配当なロボット関連は多くありません。
ただし、ロボットという分野が業績にはねるのはまだ先だと思っています。これは日本精工に限らず、他のロボ関連についても同様です。しかしテーマの一環としてトレンドになる可能性は秘めています。ロボという点を除いても業績優秀・高配当という点で投資価値はある、と思います。
参考:全方向移動と高荷重搬送を両立する新キャスタ、NSKと人機一体が共同開発:無人搬送車 – MONOist
参考:日本精工、ヒト型ロボット用の駆動装置を開発 28年投入へ – 日本経済新聞
◇3110 日東紡
ごめんなさい、改めて見たらSBI天気マーク☁️でしたので記載を削除しました。
◇5805 SWCC
決算日 11/12 14:00
決算明け終値 9450円
テーマ性:資源・エネルギー安全保障・GX(グリーントランスフォーメーション)
(2025/12/6)
株価 11,180円(+15.5%)
予想PER 20.69倍
実績PBR 3.74倍
予想配当利回り 1.79%
時価総額 約3,453億円
信用倍率 2.38倍
【上方修正値】
売上高 +3.8%
営業利益 +6.1%
純利益 +6.7%
【上方修正理由】
連結業績予想につきましては、建設関連向け需要の減少が見られるものの、
底堅い電力インフラ需要および各種収益改善施策の効果により、
エネルギー・インフラ事業の営業利益は期初想定を上回って推移しております。
さらに、通信・コンポーネンツ事業の通信ケーブル・モビリティ・半導体事業の拡大を見込んでおり、
引き続き好調を維持する見通しです。
これらを反映して2025年5月13日付「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表いたしました通期の業績予想を見直しております。
■持続的上昇要因
- 電力インフラ需要および各種収益改善施策の効果
- 通信・コンポーネンツ事業の通信ケーブル・モビリティ・半導体事業の拡大、引き続き好調を維持する見通し
■一時的上昇要因
- なし
■リスク要因
- 建設関連向け需要の減少
営業利益+6.1%なのでスクリーニング基準を満たしていません。ごめんなさい。同業種のフジクラがあまりにも割高に推移した影響で、第2第3のフジクラを求めて物色されている感じはあります。住友電工・古河電工の名前は出るものの、SWCCはそんなに見かけない気も。
単なる電線製造会社というわけではなく、ソリューション提供型の電力インフラ事業として、今後訪れる電力インフラの更新、再エネ拡大、通信インフラ整備、EV化などの需要に応えられる会社だと思います。
次回に向けて
営業利益率の改善率、上方修正の理由に着目し、一過性ではなく持続型の上方修正銘柄を見つけることが最高の結果を生むと信じて、まずは第一回目の決算期記事でした。
業績準拠で銘柄を選ぶことになるので、下げ局面に強く、まだ話題になっていない銘柄も多々あります。決算の内容次第で、いずれメディアやニュース、四季報等に取り上げられれば更なる資金流入も見込めるでしょう。
モメンタム投資と違って盛り上がりに欠けるので、決算期が終わったら面白みがありませんが、”良い苗を良い土壌で育てること”を地で行くやり方もこれからは試していきたいですね。
今回はスクリーニング基準を満たしていない銘柄も複数入れてしまいました。わざわざ消すのもなあ…というので残していますが、次回はちゃんと選別しようと思います。あまりにも魅力的な会社が多いが、投資できるお金は限られていますので…。
(おわり)

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